◇ユニちゃん、締める所はしっかり締めるのじゃ編。




 季節もすっかり冬になった頃。布団の中は暖かかったものの、朝の寒さで目が覚めてしまった様だった。
 この辺り一体の気候にも慣れたものだが、やはり寒い時は寒い。我が身を抱えて大きく息を吐く。
「あれ……ユニ、もう起きてるのかな……うっ……寒い……」
 昨晩はかなり冷え込んでいて、一人ではなかなか寝付けなかった。ユニが用意してくれた寝床は広く、一人で使うと寝床そのものが冷え切ってしまうのだ。
 それを良い事にユニのベッドに潜り込んで、「寒いから一緒に寝よう!」と夜這いをかけたのを覚えている。
『む……しょうがないのう……。わ、妾も今日は少し冷えると思っていたところじゃ……。しかし、その……一緒に寝るだけじゃからな!』
 掛け布団の入り口を広げて頬を赤らめながらそんな事を言うものだから、つい我を忘れてそのまま彼女の小さい体を押し倒してしまった。
『なっ! …………胸を……そんないきなり揉みしだ…………やめ…………せめて、服を…………あぅ』
 そしてそのまま忍者のような早さで下着を脱ぎ……後はいつもの通りだ。
 五発くらい……いや、それ以上だったか……。覚えてないけどかなりの回数はこなしたはず。
 ユニはパジャマが汚れるのを気にしていたけど、結局最期には服も肌も精液でどろどろになっていた。
『おっ、お主……だから言ったであろう! ……う……これではまた……』
 最後には汚れを拭いて着替えを手伝ってあげたものの、終始ユニは不機嫌そうだった。
 しかしこっちはというと終始上機嫌で、彼女が怒っていたのも露知らず満足してそのまま眠ってしまっていたらしい。だとすれば……今の格好も納得できる。
 自分は全裸だった。そりゃ寒いわけだ……。
 
 ユニの姿はもうベッドには無い。おそらく先に起きているのだろう。それとも昨日は怒って結局他の部屋で寝てしまったのか。そのまま寝ておいてくれればまた朝にも楽しめたのになぁ……明日からは早起きしよう。
(たぶんユニは居間にいるかなぁ。あの部屋はテレビもあるし、コタツもあるしね)
 もともとこの城にはテレビやコタツみたいなものはなかったのだが、人間には必要なモノなのだろう、とわざわざ用意してくれた。
 最近では自分よりユニの方がテレビに夢中な気もするけど……。そんな彼女を見るのも楽しいのでそれはそれで。

「う…………そろそろ着替えるか……っと……! ……!」
 ベッドから降り、畳んである昨日脱いだ服を着ようとして……自分が朝勃ちしていることに気づく。
 ……。
 よくもまぁ、昨日あれだけ出しておいて半日ですぐ復活するものだ。我ながら感心する。やはり、いくつになっても性欲だけは衰えない体でありたいものだ。ウンウンと一人で頷いて納得しながら、自分の息子を抑えて下着を履いた。
 しかし、そんなことでは当然息子は収まらない。
 これは困った物だ……。
 どうしようかなー……。
 何か良い方法はないかなー……。

 そうだ! きっと隣の部屋にはユニがいる。せっかくだし朝から抜いてもらおう! うん!

 そうと決まれば善は急げだ。
 結局着替えるのも忘れて、颯爽と部屋を飛び出し廊下をスキップしながら居間に急ぐ。そこにユニはいるはずだ。
 今日はどんなプレイにしようかと頭の中をおっぱいの事でいっぱいにしながら、ドアの目の前に到着。部屋の中からはテレビの音がしている。昨日はちゃんと電源を消したはずだから……。間違い無い……この部屋に……いる!
 彼女がいることをしっかり確認し、大きな声で挨拶しながらノブを回しドアを勢い良く開いた。その勢いのままパンツも脱いだ!

「ユーニっ!! おっぱい貸して!」

 ……。

 テレビの音、窓から聞こえる鳥の声、自然の音がやけに大きく聞こえる。窓は閉めきっているはずなのに、風が大きく吹く音が聞こえた気がした。
 ユニは予想通り、この部屋に居た。特徴的な透き通った青い髪の毛とちょこんとした体にたわわな胸。そんな彼女がこたつに入ってテレビを見ている。間違うはずもない。
 しかし、彼女は何も反応を返してくれなかった。相槌もすらもなく、こちらを視ようともしてくれなかった。つまりは……無視?
 紫色の褞袍(だったか、ちゃんちゃんことも言うのか)を羽織って、コタツに潜りながらテレビを見つめている。その褞袍もわざわざ取り寄せてもらったもので、いまや共用になっている。
 テレビの方をずっと向いてはいるが、コタツ机の上に乗っかっているその爆乳が……彼女の呼吸に応じて時折ふわりと揺れる。座っているだけなのに誘っているとしか思えない。それを見ただけでも生唾を飲んでしまった。
 でも、当のユニは冷めた顔でテレビ画面を凝視したままで、こちらに視線さえ向けてくれない。
「……ユ、ユニ? どうしたの? もしかしてお腹痛いとか? それともおっぱいが痛い?」
 適当に言ってはみるものの、そうではない様子。明らかに無視されている……あ、今せんべいかじった。
 小さいお口で炬燵の上にある煎餅をぽりぽり食べている彼女に全裸のまま近づいて、炬燵の対面に足を入れる。
 真正面から横顔を見つめているのに、反応がない。しかし、なんとなく鬼気迫る雰囲気が漂っているような……。
「ね、ユニ……何かあった? 怒ってる? テレビそんなに面白い!? いや今CMか……。 あ! そうかそうかー。もしかして連日おっぱいに乳内射精しちゃったから……ついに、おっぱいで妊娠しちゃったとか! 任せて! 責任取るよ! これから幸せな家庭を築こうね! なーんて……」
 なんとか機嫌を取ろうと、ちょっとしたおっぱいジョークで場を持たせようとしてみる……。うーん滑ったか……。ちらりと様子を伺ってみても薄ら笑いの一つもしてくれてなかった。せんべいをかじる音だけが空間に響く。

 そしてそんな状態が何十分も、何時間も続いたような感覚を覚えた。

 結局、沈黙を解いたのは彼女の方からだった。ユニは突然「はぁ……」と大きくため息を付いたかと思うと、どこからか一枚の紙を取り出して目の前に突きつけてくる。
「……それを読んでみよ」
「ユっ、ユニ! やっと喋ってくれ――
「そ れ を 読 め」
 明らかに機嫌の悪いトーンで発せられたその言葉にたじたじになってしまう。これは相当かもしれない……。何も言い返せる雰囲気では無いと感じ、全裸でこたつに入ったままユニが見せてきた紙を受け取って読んでみる。パンツは炬燵の上に置いた。

「えーと……何々……? 『毎度お世話になっております。○○クリーニングでございます。大変申し訳無いのですが以下十点の上着下着諸々におきまして、どうしても汚れを取ることが出来なかったため、汚れが残った状態ではございますが、返品させていただきたく存じます。失礼ではございますが(以下省略)』……え……? どういうこと?」

 ペラ半紙を炬燵の上に置いて、向こう側にあるユニの顔に目を向けると、ユニは顔をぷるぷると震わせていて――
 突然こっちに向き直って両手で炬燵机を「バン!」と叩いて立ち上がり、口を大きく開いた。

「まだわからんのか! お主のっ……お主のその……せ、精液が染み付いて……妾のありとあらゆる……一張羅からよそ行きの服から何からなにまでっ……! よっ、汚れが取れないんじゃっ! このっ!!! 馬鹿者ぉ!!」

 はぁはぁと息を荒げながら、まくし立てるユニにただただ圧倒される。しかし彼女の言っている意味が一瞬では理解できず、つい動揺してしまう。
「えっ? えっ?」
 ユニはやっと言いたかった事を言えたようで、涙目になりながらも更に言葉を吐き出してくる。
「まったく! お主は暇さえあれば妾のおっぱい、おっぱいと! 裸ならっ……まだ、良いものを……! お主はいっつもいっつも服を着たままじゃ! 締まりが良いとか興奮するとかなんとかかんとか言って、妾のお気に入りの服からパジャマまでどろどろに……クリーニング代も馬鹿にならんのじゃぞぉ!!」
 え、えーと……。怒ったユニも可愛いなー……なんて言ってる場合でもないみたいだ。
 よっぽど怒っているのか、彼女はどんどん顔をこっちに寄せて苦言を呈してくる。そんな事をすると、むしろそれにつれて炬燵の上で潰れるおっぱいの方が気になってしまうのだが。
「いや……それは……その……そんな……ちょっと汚れたくらいで怒らなくても……」
「なにがちょっとじゃ! そこに書いてある通り、妾の服が……今度は十着も外で着ていけない様な服になってしもうたんじゃ! 今までにも何着か駄目になっておるし……家で着るにしても……お主の……っ、染みが出来てて……匂いがするような服では良い気分では無いじゃろうが!」
「じゃ、じゃあほら! プレイ用の服にしてもらえれば……」
「妾の服はお主の着せ替えプレイ楽しみ用の服ではない!!」
 ユニは必死で言葉を投げつけてくるものの、ここで食い下がる訳にもいかなかった。言われていることはわかるが、こっちにも譲れないものがある……。
「そ、それはだって……服を着たままの方が、中がぎゅって締まって気持ちが良いし……あったかいし……それに……」
「何じゃ! どうせそれも下らない理由じゃろう!」
 ユニは「ふん」と両手を組み、怒りを表す。傍から見たら可愛らしい仕草ではあるものの、結構本気で怒っているみたいだった。
 しかし、負けじと言葉を続けた。

「それに……その、色んな服を着てるユニが……とっても可愛いからしょうがなく……」

 もちろんこれは機嫌を取ろうと言ったわけでは無かったのだが――。
「うっ……。そ、そういうものなのか……?」
 顔を真っ赤に染めてたじろぐユニ。いつも思うけど……すごく、わかりやすい。
 からかっているつもりでは無いのだが、ユニは褒められるのに弱いみたいなのでつい色々な所を褒めたくなってしまう。その反応を見るのが楽しいのだ。まぁ正直、本当の事を言ってるだけなんだけど……。
 目を逸らして照れるユニもそれだけでおかずに出来るほどの可愛さだが、とりあえずここは機嫌を損ねないようにしないと。
「うん。だから……可愛いユニの姿をたくさん見たかったし……それが可愛くて可愛くて、ついいつもやりすぎちゃうだけなんだ! ごめん! 許して!」
 両手を合わせて頭を下げる。悪いのは一方的にこっちの方だし……ね……。着衣プレイをやめる気は、毛頭無いけど。

「う……むぅ……は、反省しているというのなら……許してやらんことも無いが……の……」
「反省してるしてる! 汚しちゃった服の洗濯でも何でもするから! この通り!」
 ユニの顔も、必死の謝罪のおかげか少し柔らかくなっていた。口を尖らせながら横目でこちらの様子を伺う姿がいちいち可愛らしい。
 このままなんとか収まってくれるとありがたいのだが……。

「……うーん。……! ん……? 何でも……何でも、と言ったな? お主……?」

 しかし、彼女はそれを聞いて何かを思いついたか……不意にニヤリと口元を歪めてこっちを見る。
 しまった……。つい勢いで、何でもって言っちゃった事を後悔した。軽い冗談のつもりだったのに……。
「え、いや……確かに言ったけど……」
「ふふ……良いことを思いついたぞ…………じゃあのう……そうじゃのう……♪」
 一体どんな罰が待っているのだろうかと恐怖する。なにせ十着も服を駄目にしているのだ。軽いわけがない……。
 まさか……『これからしばらくはおっぱい使うの禁止!』とか言われたら……!
 どうしよう、そんな事になったら発狂するかもしれないぞ。一週間どころか三日でも耐えられない自信がある。せめて半日……いや三時間くらいで許してほしい……!
「お願い! それだけは許して!!!! せめて三十分!!」
「まだ何も言っとらんのに何を言っとるんじゃ……こほん、ではお主。目を閉じてみよ」
「え?」
 もっと恐ろしいことを言われるんじゃないかと思ってびくびくしていたので少し拍子抜けしてしまった。いや、まだわからない……目を閉じてからおっぱい禁止だったら……。
「良いから閉じるのじゃ。妾が良いと言うまで開けては駄目じゃぞ? 大人しくしておれよ……」
「う、うん……」
 何をされようとしているのか全くと言っていいほど見えてこないけど、とりあえず言う通りに両目を閉じて大人しくしておくことにする。また怒らせちゃったら敵わない。

 ゆっくりと目を閉じた瞬間、ユニもその他諸々も何もかも視界から消えて目の前が真っ暗になった。暗闇の世界は恐ろしく、途端に不安感が倍増する。
 色んな雑音が大きく聞こえ、視覚以外の感覚が敏感になる。ユニの……髪の毛の良い匂いがする以外は、何もわからない。
 何だろう。目を閉じて大人しくさせられるなんて……もしかして、このシチュエーションは……「ぱふぱふ!」……そんな訳ないか……怒られてるのにな……。
「まーだじゃぞー」
 いつの間に移動したのか、ユニの声は背後から聞こえてくるみたいだった。時々ごそごそ、カチャカチャという音が聞こえてくる。が。何をしているのかはやはりわからない。金属音……?
 色々想像を巡らせていた矢先に、突然暖かい手が両腕に触れる。ユニに腕を掴まれたようだ。
「えっ。えっ」
「まだじゃぞ!」
 びっくりして、つい目を開けてしまいそうになったが……釘を刺すような彼女の声に制止されてしまった。
 ああ、気になる……。いくらなんでも腕を切り落とされたりなんかしないよね……。せいぜいこちょこちょとかその程度……だといいのだが……。しかし、こんな状況でも腕を掴むユニの柔らかい手の暖かさを感じて、ちょっと興奮してしまう自分って……。
「くくく……もう少しで終わるからの……ほれ、両腕をあげて、もう少し両手同士を近づけて、と……」
 カチャカチャという金属同士が当たる音が更に近くに聞こえてきて……突如、ひんやりとした物が両手首に触れた。

 ガチャリ。

「よしよし、じゃあその状態で少し待っておれ?」

 両手に感じる違和感。右手を動かせば左手が動き、左手を動かせば右手が動く。体がどうにかなってしまったのか。まだ目は開けさせてもらえない。
「ふんふん♪ ふ~ん♪」
 こちらが冷や汗をかいているのも存ぜぬといった調子で、ユニは鼻歌を歌いながらなにやら準備をしているようだ。今度はしゅるしゅると衣擦れの音だけがしている……。

「よし! じゃあ目を開けて良いぞ♪」

 そして……ついにお許しが出た。さっきまでなんとも思わかなった部屋の明かりが眩しい。両手がおかしくなっていた理由は、目を開けただけですぐにわかった。
 繋がれていた。厳かな銀色に輝く手枷ががっちりとはめられている。四角く腕をしっかりホールドする形状になっており、手枷同士は鎖で繋がれ肩幅程度にしか両手同士が開かない。
「ちょっと! ユニなにこれ! 何でこんな事……あれ?」
 慌ててユニの方を見ると……、彼女は褞袍を脱いでいて……今まで見たことのないドレスを着ていた。
 黒を基調としたドレス。全身が真っ黒い生地と、修飾された白い飾り付け……しかしそのほとんどが本当に黒で、黒で、見ているだけで飲み込まれてしまいそうな漆黒のドレスだった。
 上は胸元が半分はみ出るようなつくりで……下は足元が見えないくらいの長さ。構造だけは普通のドレスだ。ご丁寧にグローブも艶やかな黒。
「ふふ……どうじゃどうじゃ? お主に見せるのは初めてじゃろう……? いや、妾もこれを着るのは初めてじゃがな……いつ手に入れたかは覚えておらんが、ずーっと仕舞っておって着たことがなかったんじゃ…………似合っておるかの?」
 ユニはそれを見せびらかす様に、目の前でくるくるとあっち向いたりこっち向いたり。新しい服を買ってもらった子供のようで可愛らしい。
「え、いや、に、似合ってるけどさ! これなんなのこれ! 手錠!」
「んー? 『何でも』……すると言ったじゃろう……? 今日は一日されるがままになってもらおうかと思ってな……両手をなんとかせんと、すぐ押し倒されて有耶無耶にされてしまいそうじゃからのう……」
 にやにやといやらしい笑みを浮かべながら、ユニはこちらが暴れている姿を観察している。服が違うだけで何だか凄い雰囲気が違う感じだ。まさに、悪魔に相応しい格好な気もした。
「そ、そんな……」
 両手をがちゃがちゃ言わせながらなんとか手錠を外そうと試みるが、まったく外れる気配が無い。鍵穴があるのかもよくわからない。手をがむしゃらに動かしても、冷たくきつい金属の感触が強くなるだけだった。
「無駄じゃ無駄じゃ♪ そいつは簡単には外れん。いくらお主の性欲が爆発し、我を忘れて筋肉隆々になっても外れたりはせん。そんなのはお話の中だけじゃぞ?」
 どうやらそのようだ……がちゃがちゃやっても結局自分の手首が痛いだけ……本当に、自分の言動に後悔したのは生まれて初めてだった。


「まずは……そうじゃのう……そこの炬燵に腰をかけてもらおうかの?」
 ユニは背後から背中を指でつんと突いてきて、立ち上がって炬燵から出るように促す。
 こんな事になるなら、せめて上着くらいは着ておけば良かった……今更になって寒さが全裸に染みる。だがそれを許してくれそうにもない。しぶしぶ両足を炬燵から出し、腰を上げて下半身が丸出しのままこたつ机の上に座った。机のひんやりした感触がお尻に伝わってくる……。
「ふふふ……それでいいのじゃ。きちんと言う通りにしておけば……後で楽にしてやるからの……」
「う、うん……」
 嬉しそうだが有無を言わさないその言い方に、ただただ従うしか無い。
 もし、もしこのまま一生両手を縛られたままなんて事になったら……二度とあのおっぱいを思う存分揉みしだくことが出来ないのだ……。それが恐ろしくて、逆らえなかった。

 
 座った状態だと落ち着かないな、と両手の置き場所に困りながら体を動かしていると、ユニが股の間に入ってきた。
 膝立ちで股間……ちんこと対面している……。本当に間近でみると、真っ黒なドレスも……ゴシックな人形っぽくてなんだか新鮮で……良い。
「ん~? どうしたのじゃ……? いつでもどこでもびんびんにして妾を困らせる癖に、こういう時だけ縮こまって…………都合の良い奴じゃのう……」
 ユニは口をへの字に曲げて、じとりと股間を睨みつける。ユニへの思いは募るばかりだが、さすがにこの状況と寒さで放置されていたのですっかり萎えてしまったようだった。
「そ、そんな事言われても……こんな手錠まで付けられて無理やりなんて……緊張しちゃって……それにこれじゃ……」
 まるで今から犯されようとしている女の子みたいだ、と。
「ほーう……こんな状況じゃ勃たない、と……ならば……こういうのはどうかのう……」
 するとユニは、にやにやしながら両手で自分の胸……そのたわわなおっぱいを持ち上げた。手に持ち上げられてたぷんと形を変える爆乳に、つい目が釘付けになってしまう……。
「こうやって……お主の……その……下に滑り込ませるように……ほら、もっと腰を寄せんか……♪」
 膝立ちのユニはその小さい両手を、炬燵の上に乗っている腰に回してきて……ゆっくりと引き寄せてくれる。
 再び持ち上げられたドレスに包まれたふかふかのおっぱいが炬燵の上に乗り、そのままじわじわとペニスの下、股と股の間の玉袋の空間にくっつくように近づいて……。
「うぁ…………」
 ついに、むにゅりと股間で潰れた。
「ほれ……お主のちんこが……今、妾の谷間の上に乗っかっておるぞ……? どうじゃ……? あったかくて……やわっこいじゃろう……?」
 ふわふわなのに弾力があるその爆乳が、玉の辺りでぐにゅりと潰れて……。ドレスの生地も少し肌にこすれてくすぐったくて……もどかしくて悶えそうになる。
「どうじゃどうじゃ~♪ お主の大好きな乳をこんなに当てておるのじゃから反応しないはずは……ん……、ふふっ、大きくなってきたのう♪ いい子いい子じゃ♪」 
 ユニのはちきれそうなおっぱいが股間に密着しているという事実と、視覚的な刺激……綺麗な青い瞳を伴った上目遣いでこちらの表情を伺い、腰をこれでもかと抱き寄せるユニ。反応しない方が無理だった……。
 刺激によって、硬さと大きさを増したちんこは、存在を主張するようにおっぱいの上でいきりたっている、時々揺れて、ユニの胸が露出した部分に触れてしまうのが気持ち良い……。
「くく……しかし、いつ見てもこれはだらしないちんこじゃのう……妾の胸の中で剥くためだけにわざわざ皮を伸ばしておるのではなかろうな?」
 そう言って、上からつんつんと勃起しかけていても皮被りのペニスを弄ぶユニ。面白そうにしているが、性感帯をちょんちょんと、無邪気につつかれている方はたまったものじゃなかった。
「あっ! や、やめっ……」
「突っつかれてるだけで感じておるのか……? む……そうかそうか……指で突かれる度に下の乳に裏側が触れるからのぅ……♪ ほーれつんつーん♪」
「くっ……うぅ! ……」
 ユニはまるで、まるでおもちゃで遊ぶかのようにちんこを指で突っつきまわす。彼女の可愛らしく柔らかい指がたまに亀頭に触れたりするのも刺激としては十分すぎるほどだが、下側では裏筋がおっぱいにむにゅむにゅと触れる感触もたまらない。
 結局、その柔らかくも断続的な刺激で責められて肉棒は完全に勃起してしまった。
「よしよし……それでよいのじゃ……この皮被りのきかん坊ちんこ……これからどうしてやろうかのう……♡」
 勃起しきっても指先でぐりぐりと胸に押し付けられるだけ。焦らされて焦らされて……皮からちょこんとはみ出ている先っぽから我慢汁がにじみ出てしまっている。
 びくんびくんとわななく度に、ぴたぴたと下にある乳に触れて……もう切なくてどうにかなってしまいそうだ。
「お~? なんじゃなんじゃ……? お主一人で勝手にびくびくしよって……そんなにこれが気持ち良いなら、このまま一時間くらいこんな感じでつんつんぐにぐにしてやってもよいがの…………?」
「ゆ、ユニ……!」
 くくく、と楽しそうに笑う彼女。いつもは天使の様に可愛いユニの笑顔が……今日ばかりは悪魔の微笑みに見えた。いや、元から彼女は悪魔のはずなのだが。
 そんな事を考えている間も、ユニのぷにぷにした指とおっぱいが肉棒を責め立てる。直接何かをされているわけではないのだが、ちんこがあのユニのおっぱいの上に乗っている……その事実だけでも焦らし効果は抜群だった。

 入れたい……早く…………早くこの谷間に入れてほしい……そして……思いっきり……。

「お、お願い! 入れてっ…………早く入れさせて…………」
「むふふ……そんな切なそうな顔をしておっぱいに食べてほしいと懇願するとは、しょうがないやつじゃのう……じゃ、ほれ、じわじわと……な♡ 両足をゆっくりと閉じてみよ」
 そう言うとユニは両胸を持ち上げるように支えてくれた。
 そして言う通り両足をゆっくりと閉じてみると……ユニのおっぱいが太ももが締められることで潰れて高さが上がって……ちんこが下から飲み込まれていく……。
 服の間、肌が顕になった上部分が柔らかく緩まっていて、そこからずぶずぶと面積が変わっていく乳肉に飲み込まれる生殖器……。え、エロ過ぎる……。
「し……沈んでく……咥えられて…………飲まれる…………」
 いつもとは違う、柔肉の沼にずぶずぶと嵌り込んでいくかの様な感覚。ユニのおっぱいの中はしっとりしてるのに……入れば入るほどみちみちとお肉の圧力が強くなって、まるでちんこが最大限気持ちよくなるかのように最初から設計されていたのかと思うほど。
 そして何より、その場所はたっぷりと羽が詰まった布団にくるまっているかのように……とってもあったかい…………。その安息感と快感に全身が震えてしまう。
「どうじゃ…………? いつも好き放題突っ込んでいた乳に逆にゆーっくりと食べられてしまった気分はのう……? ふふ、言わずともわかるぞ……だらしない顔しよって……♡」
「うん……ユニのおっぱいこたつの中……あったかくて……みっちりしてて……きもちいい……」
「何をまたアホなことを……」
 彼女のふわふわでみっちりとしたおっぱいはすっかり股間を覆い尽くし、腰回り全体がむにむにした感触で埋め尽くされる。ちんこは当然……余すところなく包み込まれている……。
 でも……この状態でも、むしろ更にじっとしてるのがもどかしくなってなんとか腰を動かそうと躍起になってしまう。
「勝手に動かしたらだめじゃぞ……今、お主の弱点は全部妾が握っておるのじゃから……」
「ううっ……!」
 しかし、乳ごと両手できゅっと腰周りを抑えられて動けなくされてしまう。気持ちよさと圧力で、下手に逃げることも出来ない。
「上からじゃと挿れても被ったままになっとるようじゃし……このまま乳で剥いてやろうかの……♪」
 ユニは両手でおっぱいを両側からぎゅぅ~っと締めて……中の圧力を強めていく。根本は柔肉でどんどん締まっていき、愚息の皮が引っ張られて……。
 敏感な先端が……じわり、じわりと乳の中でむき出しにされていくのがわかる……。 
「ほうら……これ、お気に入りなんじゃろう…………? では、いくぞ…………3、2、1、んっ♪」
 最後に、一際強く締められて……男の最大の弱点とも言える亀頭が完全に剥けてしまった。
 吸い付くような肌の感触と、体内に飲み込まれたかのような暖かさを性感帯に直に味わわされる。
 さっきまで寒さに晒されていた体にとってはこの暖かみがたまらなく、腰の力がすっかり抜けてしまう程の快感だった。
「あうっ! ……ユ、ユニぃ……」
「ふふっ。かわいい喘ぎ声を漏らしおって……。せっかくじゃし、このまま『される側』の快感が好きになるようにしてやろうかの……その方が……少しは大人しくなるかも……」
 両手と胸を器用に動かし、根本を締めていた肉を少し後ろに引くユニ。
 引っ張られていた皮はそのまま持っていかれて、また先端へかぶらされてしまう。
 そこへ、ぐにっと根本まで押し寄せる乳の感触。むにゅむにゅとまた皮が剥かれて先が少しだけ胸板に触れた。 
「くくく……中で皮がくるくると……戻ったり……被ったりしておるのが……胸の中でもわかるぞ……いやらしいのう……♡」

 むちゅっ……むぬるるる……むちゅっ。……にゅるるぅ…………ぐちゅっ……。
 
 温かい乳の中は汗と我慢汁で少しづつ滑りが良くなっていく。引っ張られて、押し付けられて、おっぱいの動きも潤滑油が加えられたせいかだんだん絡みつくような感触へ変わり、中から卑猥な音が漏れ出て来る。
「うはぁっ……乳の圧力だけで皮を剥かれたり……戻されたり……す、凄い……」
「お主のせいで胸の扱い方が上手くなってきたような気がするのは……喜んでいいものなのかの…………」
 ねっとりと……形を確かめるかのように吸い付かれて……かと思うと、一気に奥まで飲み込まれて……腰回りや太ももにあたる柔らかさも気持ちがいい……。
 ユニは蠢く様に上半身を動かしながら、上目遣いでこちらの表情を観察する。
「いつもこんな風に大人しければ……いいんじゃがのう……まったく……気持よくなるためならやりたい放題じゃからな……」
 
 にゅぐる……みゅむ……くちゅぅ……くち……にちゅり……。
 
 一定のテンポで、緩くもなく、激しくもない前後運動だったが、陰茎を搾られる快楽は十分満たされていて……だんだんと限界が近づいているのを感じる。
 一応昨日寝てからは一回も出してないのだ。こんな風におっぱいに包皮ごとペニスを弄ばれて長く耐えられるはずもない。
「あぐ……これっ……こんなの続けられたらすぐに……」
「乳で皮剥きされているだけでもう限界かの……? ふふ、だめじゃぞー……お仕置き中じゃからな……。あ、腰がびくびくしておる……ぬぅ……駄目じゃったら駄目じゃ!」
「で、でももうでちゃ、うぐ!」
 ぎゅむぅっ……!! っといきなりユニはせき止めるかのように一気に乳内部を締めてくる。
 皮ももちろん一気に剥かれ、むちむちで柔らかい肉が一気に根本からむき出しの先っぽに食らいついてきて快感が一気に流れて腰全体を震わせる。
「ぐっ! あぐ……あぅ…………」
 しかし一気に登ってきていた精液は既にもう飛び出してしまう直前にまで来ていて……それがただおっぱいの圧力で止められているだけだった……。
「ん……ふぅ……危ない危ない……いきなり出させてしまうところじゃっ……――」
 だからユニが……ちょっと気を抜いて限界まで締め付けていた乳の圧力をふわぁっと……少しゆるめてしまっただけで……自然と快楽の証が、漏れでてしまうだろうと、直感的に理解した……。
「――――た……。え……?」

 ぴゅる……ぴゅるぅ……とろり…………ぴゅくぴゅ…………とく……とく……。

「あっ、あふ……」
「これは、出とる…………のう…………」
 いつもよりかなりゆっくり……きつく締められた少しの隙間から漏れ出る欲望にまみれた精液が……じわりじわりとユニの胸の中を犯していき……。
「だ、出してはいかんと言うたのに…………今更締めてもだめじゃよなぁ………………うぅ……びくびくして……どんどん生暖かいのが……新しいドレスを汚しておる…………」

 ぐにゅっ……ふにゅ……にゅぐちゅ………………ぎゅにゅぅっ! ……ぐちゅ……ぐちゅちゅる…………。

 ユニは、やってしまったとばかりに改めて何度も内部の圧力を強くするが、

 ぴゅ……びゅる…………どく…………とくん………………とくん…………。

 むしろそれがポンプのように働いて余計に射精を促す結果に。荒い間隔で締め付けられるそのままに流れていく濃厚な一発目の精液がユニの乳奥に溜まっては下に流れていく。
「はぁぁ……て……天国………………」
 結局、長くてゆっくりとして、それでいて最後まで搾り取ってくれる最高のおっぱいオナホールが堪能できる形になってしまっただけだった。
「う……何が天国じゃ! 妾の気持ちも知らないで……ぐすん…………」 
「き、気持ちって…………?」
「ふ・く・を・よ・ご・す・な!」
「あぅうっ!」
 ユニは涙目になりながらもまた胸に圧力をかけて半勃ち状態のペニスをしめつけてくる。
 中で極楽を味わったあとの敏感な状態にいきなりぎゅうっと圧力をかけられ情けない声を上げてしまう。おっぱいに囚われていることを実感させられる……。

「もういい…………興が醒めた……ほら、両手の鍵じゃ……このまま外してやる……」
 ユニはそういって何故か乳の中にちんこを挿れた状態のまま炬燵の上に置いてあった小さい鍵で両手の錠を外そうとする。一応余韻を楽しませてくれているのだろうか…………。
 けど、縛られてユニのおっぱいにされるがままになるのも結構…………まずい、くせになるかもしれない……。
「せっかく色々用意しておったのに……萎えてしまっては面白みもない……罰ゲームはまた今度かの…………――
 と、ユニが鍵を手錠の鍵穴に入れようとした時、刺激のせいなのか涙目になった彼女のその愛らしさのせいなのか……胸の中でわななきながら徐々に復活してくる肉棒が……。
 肌を触れ合わせているユニがそのことにすぐ気づくのも当たり前の話で、彼女は目を見開いたかと思うと、眉をひそめてこちらに目を合わせてくる。
「お主は…………昨日も呆れるくらい出したくせに……もしや一晩眠っただけですぐ満タンになるのか…………? 一体何を食えばそこまで……驚きを通り越して恐ろしさすら感じるぞ……」
「やだなぁ、そんなに褒めないで」
「褒めとらん!!」


「ふ、ふふふ……いや、わかっておった……お主がそれでは納得せんことくらい……だから、の……? その為に……この服を着てきたのじゃ……」
 ユニは妖しく微笑んで……前屈みで胸を押し付けていてくれていた姿勢から、そのまま立ち上がって対面する。両手でドレスに包まれた乳を、支えたまま……。
 そして、にゅりぅ……と挿し込まれていた復活しかけのペニスが胸の谷間から抜けてしまった。どろり……と中に溜まっていた白く濁った液体が隙間から垂れて、今度はドレスの外側も汚してしまう。
「この服、初めて着た……と言っておったじゃろう……これを……その、せっかくじゃし、お主専用の衣服に……してやろうかと、思ってな……?」
「……ど、どういうこと……?」
 ユニは自分で言っといて照れくさそうに話を続ける。顔を真赤にして目を背けたまま話すから、凄いわかりやすい…………。
 けど専用の衣服って……。
「その、な。お主と……す、する時は、じゃな……毎回この服を着てやるから……じゃからっ、この服ならいくら汚しても、着たまま中で射精したりしようとも……構わんということじゃ……黒だから汚れが目立ったりするかもしれんし……匂いも当然、染み付いたりするかもしれんが……そうじゃ、これがそういう服だと割り切れば……ありとあらゆる衣服を汚されるよりは……良いかと思って……の……?」
 顔を赤らめて声が上ずっている彼女を見ているだけで……ただでさえ焦らされていた興奮が爆発しそうになる。ペニスは当然しっかりと復活して、もう目の前の柔肉の間に突っ込みたくて仕方がなくなっていた。
「つ、つまり……」
「だからお主のための……プレイ専用の服を作ってやろうというのじゃ! し、仕方なくじゃからの!」
 ユニの、このお人形の様な美しい黒のドレスが……自分専用の、パイズリ専用……乳内射精専用服……。おもわず、ごくりと唾を飲み込んでしまう……。
「ほ、ほんとに……? この衣装なら……好きにしても良いの……?」
「そっ、そのかわり! これ以外は駄目じゃからな! 約束できるなら……その手錠を外して好きにさせてやるぞ……観念して約束せい!」
「う……でも……他にも楽しみたい服装がいろいろ……あるし…………」
 目の前の着衣か、未来の着衣か……悶え苦しみそうになるほど頭を悩ます問題だ。今にも無理やり眼前の乳肉に突っ込んでしまうのをぐっと抑えているのが理性か、それとも本能なのかはよくわからない……。
「ごめん、ちょっと二時間くらい時間を…………」
「あほらし…………だーもう! こうなったら最後の手段じゃ……!」
 そういうとユニは目の前で直立のまま、その大きく実った二つの果実を両手でぎゅぅっと抑えて……先ほど出した粘液で濡れた谷間をこれでもかというほどアピールしてくる…………。黒いドレスの上からはみ出た乳白色のみっちりとした肉の谷間からは、締められて行き場を失った白濁液が漏れ出てきて……視線が釘付けになってしまう……。
「ほ、ほれ…………今ならこの、中がお主の精液でどろどろになってる乳穴…………好きに使っていいんじゃぞ…………? お主のために毎日これを着て…………こうやって毎日…………おっぱい、させてやる……から……これなら、どうじゃ……?」
 掴んでも零れ落ちそうなおっぱいを両手で支えたまま、目線を逸らして顔を真赤にしながらそんな事を言われたものだから、もう我慢できるはずもなかった。
 体は勝手にこたつから立ち上がり、じりじりと、じりじりと彼女との距離が、その肉穴と張り詰めた肉棒との距離が縮まっていき…………――。

 くちゅ、ちゅぷ…………ずにゅ、じゅにゅむるぅるるぅ………………!

「うはぁ…………ユ、ユニぃ…………」
 ユニに体を預けるようにして亀頭から根本まで一気に谷間にちんこを差し込む……横からユニの手とドレスに抑えられぎゅうぎゅうに詰まった乳肉を、かき分けていってるのがわかる……そして後から腰にくる蕩けそうなほどの快感が更に全身に伝わって倒れそうになる。
「う…………ふふ……ついに観念したようじゃな………………これで……この服はお主専用……じゃぞ…………? お主のちんこも……この服専用……ということじゃがな……! ようし、ご褒美じゃ……鍵を外してやるぞ……」
 ユニは乳を犯されながら器用に鍵を手錠の穴に挿れてカチャリと施錠を解いていく。重みがなくなり、つけている前より軽くなった気分。
 そのまま自由になった両手で彼女の乳両側からしっかり掴んで、しっかりと腰とおっぱいをホールドさせる。おっぱいに埋まっていく手の感触がなんともたまらない。
 そうだ。未来のことなんて今はどうでもいいんだ。目の前の乳に突っ込めないのなら明日なんて来ないほうがましだ。乳に関しては……後悔だけはしたくない……!
「どうじゃ? その、この服でするのは……気持いいかの…………?」
「気持ちいい……それにその衣装も凄い似合ってて……可愛くて…………これがユニの着衣パイズリ専用服なんて……凄い……興奮するよ…………!」
「そ、そうか…………お主がそんなに喜んでくれてるなら…………この服を着てみた甲斐もあった……かの……? ……さっきより硬いような……」
 腰を押し付ける時は一気に奥まで押し付けて先っぽで胸板の柔らかさを感じ、引き抜く時はゆっくりと絡みつく乳の感触を楽しむように引いて。欲望の赴くままにユニのおっぱいまんこを味わい尽くす腰の振り方。そしてそれを顔を赤らめて、見守ってくれるユニ。人生で一番幸せな瞬間だった…………。

 ぐちゅ、ぱちゅん、ぐち、ぎゅちゅっぎゅちゅっ、ぐちゅぅ……むちゅ、むちゅ、……。

「あぁ…………ほんと…………ユニのおっぱい……すごい…………」
 精液でぐちゃぐちゃになったおっぱいの中は、柔らかなその肌で肉棒のありとあらゆる面にこれでもかと絡みついてくる。
 自分の手で圧力を最も気持ちよくできるように調節して……入れる時はにゅるにゅると胸の奥まで一気にちんこが持って行かれるのに、抜こうとする時は傘の部分に食いついた乳肉が名残惜しそうに吸い付いてくる。
 それに、出したり入れたりする度にだんだんと乾いた粘液が粘り気を帯びて、更にねちゃねちゃと貼り付いてくるような感触を敏感な粘膜に与えてくるのだ。
 そんな快感に襲われて、先走りの液体もどんどん漏れて…………今度はまた違った粘着きでピストンを楽しめる。いくらでもこのままずーっと二十四時間でも出し入れしていたいと思うくらいの極上のおっぱい……。

 むっちゅ、むっちゅ、むっちゅん…………ぐちゅる……ぐちゅっぐちゅっぐちゅっぐちゅぅ…………。

「どんどん、大きく、硬くなっとるのう…………中のぬるぬるも更に酷くなって……本当に、興奮してくれとるみたいじゃな…………」
「うん……うん……こんな可愛くてエロい格好のユニのおっぱい好きにできるなんて……最高だよ……」 
 きっと、このドレスの中身も、今は下の方までどろどろが染みてて……いろんな体液で汚れていってるんだろう……初めて着たユニの綺麗なドレスを……精液で……自分専用に染めていってるんだ……。
 そんな風に考えるだけで興奮は収まるところを知らず、乳肉を犯す快感と合わせて際限なく膨れ上がっていく。さっき出したばかりのはずなのに小さな喘ぎ声も漏れ始め、腰の動きもどんどん早くなり、玉の奥ではきゅんきゅんと精液を押し出す準備を始めていて、限界はすぐにでも訪れてしまいそうだった。
「全く…………幸せそうな顔しおって…………いっつもいっつもこんな顔するから…………断れなくなるんじゃ…………」
 ユニが何かを言っていてもそれをまともに聞く余裕はなく、ただ快楽の赴くままに腰を動かして、奥からやってくる脈動に身を任せる。
 胴体にくすぐったく当たるユニの吐息も熱く、激しくなっていく……。
「うう…………も、もうすぐ出ちゃいそうだよ…………ユ二……た、谷間もっと締めて…………」

 みゅっちゅ、ぐっちゅ、じゅっちゅ、じゅっちゅ、ぐっちゅ、くっちゅ、ぎゅっちゅ、むっちゅ、ぐっちゅ、ぐっちゅ……! 

「むぅ……感傷に浸る余裕もないの……はぁ……今更じゃな…………」
「ユニっ! 出るよっ! このまま中に……!」   
「わかっとる……ほれ、じゃあとどめにたっぷり乳を締めてやるから…………最後まで妾のおっぱいに……乳内射精(なかだし)してしまえ…………!」
 みゅぎゅむゅうう!
 ……っと胸を掴んでいたこっちの両手の上から手を重ねて、更にそのまま乳を両側から抑えこむユニ。
 最初に出した時よりは緩く、かといってきつくないわけではないおっぱいの圧力。ふわふわのお肉がぎゅーっと密度をあげて、散々扱き抜かれて限界に達したペニスにとどめを刺す、最高の力具合だった……。
「あっ乳圧……すご………… うっ、あぅ……でる…………!」
  
 ぴゅ、どぷっ! …………どぴゅぅ、ぴゅる……ぴゅくぴゅく……ぴゅじゅくっ、どく、どくん、…………とく、じゅくる…。

「はっ、あぁ…………そ、そのまま締めたまま……うあ……搾り取られる…………」
「う…………射精しとるの…………ぴく、ぴくって……奥に熱いのがじわじわ広がって…………さっきより多いような…………」
 ユニの両肩を掴みながらおもいっきり腰を押し付けて乳奥に精液を注ぎ込んでいく。腰回りに当たるさらさらのドレスの感触とたっぷりと手で揉み込んでむにゅりむにゅりと潰れて指の間からはみ出るおっぱいの質感もたまらない。かくん、かくんと。腰を震わせて最後まで搾り取ってもらうこの快感…………幸せだ…………。

 とくん…………びゅくぅっ…………ぴゅくん………………びゅるぅ…………。
 
 ユニはきゅっ、きゅっとおっぱいを締めて中に残った精液まで押し出してくれる。何も言わなくてもやってくれる彼女に改めて愛情を感じてしまう。
「わっなっ! 何じゃ何じゃ!」
 高い興奮を相まった射精とその余韻ですっかり腰が抜けてしまい、そのまま全身の体重ををユニの方に預けた。
 そのまま、ゆっくりと一緒に横に倒れる。この状態、あったかいおっぱいと抱きあったままで、ユニと繋がったままでいたかった………。
「ユ、ユニ……好きだよ…………だから、ずーっと……こうやって……一緒にいよう……ね……」
「だっ、だからそういうことは……乳にちんこを突っ込んで射精したりしながら言う台詞じゃないと……何度も言っとろうが…………阿呆……」
 昨日も遅かったのに起きるのが早かったせいか、それとも連発した疲れか、暖かさのせいか、強烈な眠気が襲ってきて…………それに逆らう理由もない…………幸せな気分のまま……眠ってしまおう――――。

「全く……本当に、動物の欲求だけに素直な男じゃな…………はぁ……ま、妾もこうやってくっついとけば暖かいし……二度寝でも……するか、の…………胸の中がぐっちょぐっちょじゃが……正直、慣れないことをして……疲れた……………………――――」
 冬の寒さを感じさせないような、ふかふかの布団に包まれているより安心感に満たされた、最高の微睡みだった。

 
 
 目を覚ました時、窓からは夕日が差していた。ユニは対面には既におらず、自分はパンツを履いてこたつの中に首から下を入れて横になっていた。下半身も綺麗になっていたし、彼女が色々と手間をかけてくれたのだと思った。
 ゆっくりとユニの姿を探しながら体を起こすと、彼女は普段の服装に着替えていて、こたつの反対側に座って両手で顔を抑えて項垂れていた。朝とは打って変わって今度はどんよりとした空気が漂っている。 
 寝ぼけた頭も覚めるようなその鬱屈とした空気の中で恐る恐る事情を聞いてみる。
「ど、どうしたの……?」
 するとユニは、「…………それ」とだけ言って両手を顔から離そうとはしなかった。
 よく見ると、こたつ机の上には今朝のクリーニング店の紙とはまた違う黄色い紙が置かれている。それを手にとって、読んでみろということだろうか……。
 また、服の汚れが取れなかったのだろうか……それにしては…………――――。

「えーと、『お世話になっております☓☓レンタルです。以前お貸しさせて頂いた一点のドレスについてですが現在うんぬんかんぬんでご返却いただきたいのですが――』……これ、要するにいつドレスを返していただけるんですかってことだよね…………え、もしかしてこれって…………」

「無かったことに……」
 ユニは両手に顔をうずめたまま、くぐもった声で呟く。なんて声をかけたらいいのか、全くわからない…………。
「あのドレスが……お主専用というのは…………無かったことに……してほしいのじゃ……」
「えっ、あっ、そ、そうだね……割りとその方が良いかなー、って思ってたところだから…………うん……、あ、黒ってのもちょっと怖いしね! うん! むしろそうしてほしいなって…………」
「じゃから…………あのドレス……あっ……あらっ……」
「…………あら……?」

「洗うの…………手伝っとくれ…………このままじゃ妾は…………ありとあらゆる服飾店のブラックリスト入りじゃ…………」


 結局、その後は深夜まで例の黒いドレスの洗濯に付き合うことになった。ユニは汚れがよく取れる石鹸やら豆知識やら色々手を貸してくれたが、自分で出した物とは言えその汚れのしつこさは筆舌に尽くし難く、擦っても擦っても微妙に汚れが残っているのがわかって……だからといって無理に洗おうとすれば色が落ちるかもしれないし……今まで服を選択してくれていたクリーニング店の人達の気持ちがちょっとわかった気がした。

 努力のかいあってか、ドレスはなんとか汚れが目立たない程度になり、汚れについては無事にクレームも付けられず(返すのが遅かった事については結構怒られたみたいだ)に借りていた店に返すことが出来たのだが――。

「何じゃ……こうやって必死にやれば綺麗になるのなら……今までに汚した奴も…………綺麗にしてもらえればいいのではないか…………のう……お主?」
「え、で、でも……」
「元はといえば…………誰の責任だったか…………たっぷり、自覚してもらう事にしようかのう…………」


『今までに汚しに汚して、汚れが取れなかった例の十着。完全に汚れが取れるまでおっぱい使うの禁止』 
 そんな紙が今では屋敷のあらゆるところに貼り付けられている。どこで鉢合わせても、我を忘れさせないためにってことらしい……ひどい……。
 事実、今はおっぱいを使わせてもらうためにユニの前に出てきても、すっと彼女は張り紙に指を向けるだけ。それだけで、こっちはすごすごと引き下がるしかなかった。
「ユニ……! お願いだよ……! ほら、三着は洗えたから、その分三発だけ…………!」
「何じゃその謎の理論は…………だーめじゃったら駄目じゃ! お主に気を許すと碌なことが無い! これからは、少し厳しく行くからの!」
「うぅ……せめて一発だけ……! 三着で一発ぅ…………!」
「いい加減にせい!」
 
 いつもは優しく温かくて可愛い彼女の、意外な厳しさと冷たさを垣間見た、ある冬の出来事でした――


――けど結局、なし崩し的にまた他の服でもさせてもらえるようになってよかった……うん、本当に…………。
 



 終。